早稲田大学混声合唱団：団員さんの声 その２
●早混の「合宿」 文吾 まず『合宿』がけっこうあるんだよね。 ケイコ はい、あるんですよ合宿。 ２月下旬の『準備合宿』が２泊３日であって。 文吾 この『準備合宿』は全部パート練習、 前期の行事５ステージ、 全ての音取りが目的だそうだけど…。 合宿前に『音取りＭＤ』『デモＭＤ』を渡して 事前に音を取ってきてもらうんだって？ ケイコ はい、そうです。 準備合宿では音を『確認』するのが目的なので。 それでも、ひとりで音を取るのは限界がありますし パート練習も合宿前に行ったりしますけど。 文吾 その『音取りＭＤ』は、やっぱり団員が作るんだよね。 ケイコ あ。もちろんです。 技術系役員がパソコンで打ち込んだものを パートマネージャーが人数分ダビングして…。 文吾 ソプラノだったら約４０人分？！ ケイコ そうなんですよ〜。 徹夜になるみたいで…まさに“ダビング職人”（苦笑）。 もちろんヘルプは頼むみたいですけど、それでも…。 あと最近はさらに『準備合宿』の準備のための合宿を やるようになって（笑）。 文吾 『準備合宿』のための準備合宿ぅ？！ ケイコ はい（笑）。 準備合宿での音取りをさらに補うため、 男女別の合宿で 『女声合宿』、『男声合宿』って呼んでます。 これも２泊３日ですね。 えー、そして３月上旬に『技術委員合宿』が２泊３日。 これは技術委員と意欲のある団員が参加になってます。 文吾 “技術委員”って、学生指揮者と…。 ケイコ 各パートリーダー（以下パトリ）４人と サブ・パートリーダー（以下サブリ）全員になります。 指揮者とパートリーダーは幹事学年（３年生）から出ます。 ちなみに学生指揮者と各パトリの計５人は “技術系役員（通称：技系）”…って呼ばれています。 文吾 ・・・ややこしい（笑） その合宿がアンサンブル練習中心だと。 ケイコ はい。その合宿を土台にして ３月中旬に『春合宿』が６泊７日で行われます。 これは全団員が参加で アンサンブル大会などもやりますね。 先生によるヴォイストレーニングもありますし。 文吾 それで前期の合宿が終わって、後期は？ ケイコ ８月中旬に２泊３日の『準備合宿』。 ８月下旬に２泊３日の『技術委員合宿』。 そして９月上旬に７泊８日の『本合宿』があります。 これは発声や曲作りも含めた、 今期の土台作りの合宿ですね。 春合宿もそうなんですけど、 この合宿は“歌いっぱ”です（笑）。 文吾 「“歌いっぱ”なし」？！（笑） …はー・・・。 ふだんの練習回数を多くするんじゃなくて 合宿が多めなのは、 理工学部や人間科学部などの 決まった時間に来にくい人たちのことも 考えているからなのかな？ ケイコ それはあると思いますよ。 理工学部や第二文学部、 社会科学部の人たちは、 どうしても授業が練習とかぶりがちになってしまうので。 あと教職をとっている人も、 授業と練習がかぶりやすいです。 さらに人科（人間科学部の略、“じんか”）なんて 所沢ですからね〜。 電車で約１時間半・・・。 文吾 ・・・たしかに 所沢から高田馬場まで行くのはツライよなぁ（笑）。 ケイコ それでも人科の人は パワフルな人が多いですけどねっ。 出席率１００％の人もいるし、 役職をやってる人も多いですよ〜。 |
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